010805  渡辺大祐編『"文法学習スキル"習得ワーク集』からの学び …学校文法の難しさ     TOPへ戻る

 国語の授業の情報交換をさせていただいている渡辺大祐氏が編集なさった『"文法学習スキル"習得ワーク集』(略して『文法スキル』)は、学校文法(国語の教科書で教えている文法)を生徒たちに分かりやすく定着させるのに有効なワークシートである。 その内容を紹介しつつ、学校文法を生徒たちに教えるときの難しさについて考えてみた。


『"文法学習スキル"習得ワーク集』の紹介   
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目次
まえがき―本書のねらいと使い方
 1 「習得型」スキルの提案
 2 国語の授業も「履修型」から「習得型」へ
 3 スキルの活用方法
文  法
 1 指示する語句
 2 接続する語句(順接・逆接・説明・転換)
 3 接続する語句(並立・累加・対比・選択)
 4 言葉の単位(文章・段落・文)
 5 言葉の単位(文節・単語)
 6 文の成分(述語・主語・主語述語の関係)
 7 文の成分(修飾・被修飾の関係 修飾語)
 8 文の成分(接続語・独立語)
 9 文の成分(主部・述部)
 10 文の成分(修飾部・接続部・独立部)
 11 文の成分(連文節・並立の関係・補助の関係)
 12 単語の種類(自立語・付属語・品詞)
 13 単語の単位(用言 形容詞・形容動詞・動詞)
 14 単語の単位(体言 名詞・代名詞)
 15 文の成分(連用修飾語・連体修飾語)
 16 単語の種類(副詞)
 17 単語の種類(接続詞・感動詞・連体詞)
 18 単語の活用(活用・活用形)
 19 単語の活用(語幹・活用語尾・五段活用)
 20 単語の活用(上一段活用・下一段活用)
 21 単語の活用(サ行変格活用・カ行変格活用)
 22 単語の活用(形容詞・形容動詞の活用)
 23 単語の種類(助詞・助動詞)
 24 助動詞
 25 助詞の種類(終助詞・接続助詞・副助詞・格助詞)
 26 敬語の種類(尊敬語・謙譲語)
 27 敬語の種類(丁寧語)・敬語のまとめ
 28 語句のまとめ
 29 言葉の単位のまとめ
 30 文の成分のまとめ
 31 文の成分(連文節)のまとめ
 32 自立語のまとめ@
 33 自立語のまとめA
 34 活用・活用形・五段活用のまとめ
 35 上一段活用・下一段活用のまとめ
 36 カ変・サ変・形容詞・形容動詞の活用のまとめ
 37 助詞・助動詞の習熟
 38 敬語のまとめ
 39 文節の習熟
 40 単語の習熟
 41 主語述語の習熟
 42 修飾語の習熟@
 43 修飾語の習熟A
 44 自立語の習熟@
 45 自立語の習熟A
 46 活用の習熟
 47 五段活用の習熟
 48 上一段活用の習熟
 49 下一段活用の習熟
 50 サ変・カ変の習熟
解  答

 この本は、渡辺大祐氏が編者で、伊藤和子氏・刀祢敬則氏・中野智子氏・山本雅弘氏が執筆者。TOSSのメンバーが書いた本である。


接続部という文の成分の説明の難しさ=生徒たちにとって理解しにくいところ
『文法スキル』P28の「接続部」の部分は、次のような内容である。(引用する)

@次の文を二つの文にしなさい。
見て いたが、 何も しなかった。
見ていた。□□□何もしなかった。         (□□□には「しかし」が入る)

「見て いたが」のように前後の文や言葉をつなぐ二つ以上の文節のことを接続部といいます。

 上の接続部とは何かの定義が不正確であり、定義がよくわからない。前後の文や言葉をつなぐのが接続部という定義を、「見て いたが、 何も しなかった。」という例文に当てはめて考えてみる。この例文では、「見て いたが、 何も しなかった。」という文しかないので、前の文が何なのかわからない。後の文というのは「何も しなかった」の文を指し、前の文とは「見て いた」の文を指すとして、定義を考えてみると、/「見ていたが」という前文を一文にし、「見ていたが」以降の後文の頭に、前文と後文とのつながりを示す「接続詞」(しかし)を補った一文を考えたとき、前文と後文とがどのようにつながっているのかわかる「前文」のことを接続部という。/というような難しい定義になる。つまり、/前文と後文とで構成される「重文」において、前文にあたる部分を接続部という。/という定義が正確だと思われる。ただし、私のこの定義もかなりわかりにくい定義であることに変わりない。

光村一年の教科書P198の接続語の説明と例文は、次のようになっている。

@ ここにいる鳥は小さい。小さいけれども、元気だ。
 @の「小さいけれども」という文節は、前後の文をつなぐ働きをしている。このように理由や条件を表したり、前後の文をつないだりして、その関係を示す文節のことを接続語という。

 光村の教科書では、前の文として「ここにいる鳥は小さい。」を置き、後の文として「元気だ。」をつなぐ働きをしているのが「小さいけれども」であり、そういう働きをするのが、接続語としている。ただし、前文の述語「小さい」を、わざわざ繰り返して「小さいけれども」という接続語を使って前文と後文とをつなぐよりも、「しかし」という接続語を使うほうが一般的であろう。光村のこの例文は、本来なら「ここにいる鳥は小さいけれども、元気だ。」という一文の中で、接続部を規定することになるのを、避けるための苦肉の策の例文なのではないだろうか。つまり、「ここにいる鳥は小さいけれども、元気だ。」という場合においては、接続部は「前後の文をつなぐ働きをしていない」。しかし、「ここにいる鳥は小さい」と「元気だ。」とをつなぐ働きをしている、ということなのだろう。「ここにいる鳥は小さいけれども、元気だ。」という文の接続部は、「ここにいる鳥は小さいけれども」ということになるのだろう。
文の成分として、光村ではP199で次のように説明している。

今まで見てきた主語・述語・修飾語・接続語・独立語のように、文を組み立てている部分のことを文の成分という。

この光村の文の成分の規定によると、重文(述語が二つ以上ある一文)の前文を接続部扱いにして、後文のみ明確に主語・述語扱いすることになる。
連文節の例として、光村の教科書には次の例文が掲載されている。P199

風が吹くと、波が立つ。

/風が吹くと/を、接続部として扱う。そうすると、この接続部は「風が(主語)」「吹くと(述語)」とで構成された連文節としての接続部ということになる。
この例文の文の成分は、風が吹くと(接続部)、波が(主語)立つ(述語)。という三つの成分でできていることになる。
せっかく、生徒は主語・述語ということを理解しているのに、/風が(主語)吹く(述語)と(文と文とを強力につなぐ言葉)、波が(主語)立つ(述語)。/という重文についてのとらえ方をしにくくなるし、[前文]/風が(主語)吹く(述語)/ [後文]/波が(主語)立つ(述語)/とが、どのような関係でつながっているのかを「と」という接続助詞が示していることを見えにくくしてしまう。
 この接続語の問題点については、岩田道雄氏が、『考える力を育てる日本語文法』(新日本出版社・岩田道雄)の中で、次のように詳しく指摘している。(「接続語」の問題点と不完全文 P92〜94 から引用)

 教科書文法でいちばん分かりにくいのは接続語です。例文とその説明がおかしいのです。

ア 暗いから 見えない。             (「暗いから」に傍線)
イ 行きたければ 行きなさい。          (「行きたければ」に傍線)
ウ 体育館ならば 丸い 屋根が 見える。   (「体育館ならば」に傍線)
エ 飛べば どこへでも 行ける。         (「飛べば」に傍線)
オ 急いだが 間に合わなかった。        (「急いだが」に傍線)
カ 暑いので 窓を 開けた。           (「暑いので」に傍線)

 ある教科書では右のような例文があがっていて傍線の部分が「接続語」となっているのです。これは一体何と何をつないでいるのでしょうか。この教科書はこうした説明をしながら、同時にそれに先立つ箇所では次のような例を挙げて「文と文とをつなぐ働きをする文節を接続語といいます」と言っているのです。
キ 彼はやさしい。だからみんなにすかれる。   (「だから」に傍線)
ク 雨が降った。しかしかさはささなかった。    (「しかし」に傍線)

 これらは接続詞を指しているのでこれなら接続語の意味は分かります。しかし、その後で「『だから』や『しかし』のようなつなぎ言葉や原因・理由・条件・断りなどを表す文節が接続語になります」となっていて、ア〜カのような例文があげられているのです。こうなると、接続詞とは全く違ってきます。ア〜カで使われている「か、ば、が、ので」は接続助詞で、前項で見たように文と文とをつなぐ役割を果たしているはずです。しかし、ウの後文以外は、どの部分にも主語がなくてどの前文も後文も文になっていないのです。ですから、何が何なのか、だれがどうしたのか、どの文を読んでもイメージを作ることができないのです。とにかく主語以外にも省略が多すぎます。
 例えば、アでは、どこがどれだけ暗いのか、何が見えないのか、だれが何を探しているのか、まったくわかりません。エなども、だれがどうして飛ぶのか、飛行機でか、それとも鳥か何かの話なのか分かりません。こういう文を大久保忠利氏は不完備文と名付けました。主述が整っていない省略の多い文のことです。
 このように、本来、文と文をつなぐ役割を果たす接続助詞を不完備文で例示し、その前文を「接続語」だと説明してしまうことには問題を感じます。接続詞でも接続助詞でもない「接続語」という概念を持ち込むことが、かえって重文や接続助詞という構造を見えなくさせてしまうからです。
 なぜこんな不完備文を教科書の例文に出すのか私にはわかりません。こんな文を使っで文法を教えていたら子供たちは文の意味や構造もつかめませんし、その内容をイメージできないから、何にも頭に残らないでしょう。
 ただ、実際の会話ではこういう表現はあり得るわけです。例えば、イなどは、お母さんが息子に言った言葉としてならありえます。それはお互いにその行為のバックにある状況がよくわかっているからです。しかし見知らぬ人、第三者に語るには、こういう表現では言葉足らずになってしまいます。
 また、クの後文の「かさは」は主語でしょうか。ささなかったのは誰でしょうか。しかも、主語が誰にしても、その次には、「なぜささなかったのか」その理由を述べないと聞き手には、状況がつかめません。こういう文のつながりが論理的思考の展開でもあるのです。この場合、もしそれが雨の降り具合に関係するものでしたら、前文の内容もこれでは不十分なわけです。
 不完備文を使った例文を教科書が使ってはいけないとまでいうつもりはありません。しかし使う場合は、省略部分を補うなどの配慮がいるでしょう。そうしたことをしている教科書もありますが、少数なのが現状です。

 岩田氏は、次のように文の成分を考えると生徒の混乱がなく文を理解できるとして提言しています。
/普通の文の成分を「主部」「修飾部」「述部」の三つとする。私(岩田氏)のいう修飾部は、教科書では連用修飾語といわれているものです。/(P18) 
また、/連体修飾の部分は、全部これら三つのいずれかの中に含めてしまう/。(P18) 
/その他、特殊な成分としては、接続部と独立部があります。教科書文法でいう「接続語」は子どもにとっては、非常にわかりにくい概念なので、私は、接続詞だけをそれにあてはめ、あとは認めず、前文と考えるようにしています。/(P19)

 岩田氏のように、文の成分を整理してしまうことによって、文の構造をとても簡単に分析できるようになる。岩田氏の『考える力を育てる日本語文法』(新日本出版社)は、読む価値のある本だと思う。(私が、この本を薦める理由は、他にもあります。それは、岩田氏は、文法の学習が、文章を読むときにどのようにその文法が関係してくるかという点についてもこの本の中で触れている点です。) 


補足 問題の間違いと思われるところ その1
『文法スキル』P57 スキルC

C 次の四角に、打消しの助動詞を入れなさい。
一円も□□。    答え…ない

 この問題で取り上げている「ない」は、存在しないという意味の形容詞「ない」である。問題文を文節に区切ると /一円も/ない/と 2文節となり、助動詞として認定される「ない」は、単独で一文節にはならない。助動詞の「ない」の場合は、主に動詞に付属して使われ、その動詞と一体となって1文節となる。したがって、例えば「普段はおしゃべりな田中君でも、避難訓練の時は一言も話さない」というように使われる。


補足 問題の間違いと思われるところ その2
『文法スキル』P30  連文節B

B次の文の中で「何を」を表す連文節を見つけ、丸で囲みなさい。
ア 今晩は テレビで 野球を 見る。     答え…(テレビで 野球を)
イ スクリーンに 映像を 映す。        答え…(スクリーンに 映像を)

「何を」を表す連文節を見つけさせる例文としては無理のある問題である。アは、「何を」を表す文節は「野球を」しかないし、イは「映像を」しかない。
例えば、ア  ハイビジョンテレビで 松坂大輔が 先発予定の 野球中継を 見る。  答え…(松坂大輔が 先発予定の 野球中継を)
例えば、イ  スクリーンに 学園祭の 時の 学級合唱の 映像を 映す。  答え…(学園祭の 時の 学級合唱の 映像を)


補足 問題の間違いと思われるところ その3

『文法スキル』P39  スキルC

C 次の―線の文節はA「連用修飾語」、B「連体修飾語」のどちらですか。記号で答えなさい。
ア うれしい 報告(名詞=体言)      (「うれしい」に傍線)
イ てきぱき 動く(動詞=用言)       (「てきぱき」に傍線)
ウ 彼の こだわり(代名詞=体言)     (「彼の」に傍線)

ウ の 「(代名詞=体言)」のところが、誤り。「こだわり」は「名詞=体言」。

(追加 2009.8.02)


補足 接続部のとらえ方の不一致問題・問題が誤りなのか・答えが誤りなのか

 岩田道雄氏が指摘したとおり、接続語・接続部の扱いに混乱がおきやすく、生徒も教師も理解が難しいことが、次の問題を比較検討するとよくわかる。問題自体が誤りなのか、それとも答えが誤りなのかは、私自身よくわからないので、みなさんのご意見をいただければありがたい。

『文法スキル』P28 接続部Bの問題と答え

B 次の文の中から接続部を見つけ、丸で囲みなさい。
ア 知って いながら、 うそを ついた。          答え(知っていながら)
イ 雨が 降ったから 急いで 帰った。          答え(雨が降ったから)
ウ 天気が いいので 花見に いこう。         答え(天気がいいので)
エ いい本が 見つかったから 今度 紹介するよ。  答え(いい本が見つかったから)

『文法スキル』P71  文の成分(連文節)のまとめ Hの問題と答え

H 次の文の中から接続部を見つけ、丸で囲みなさい。
ア 虫が 鳴いて いたので 秋を 感じた。                  答え(鳴いていたので)
イ サッカーを 好きで いたから ずっと 続けて きた。          答え(好きでいたから)
ウ 彼は がんばって 走ったけど 時間には 間に合わなかった。    答え(がんばって走ったけど)
エ 彼が 笑って くれたから 私は 元気になった。             答え(笑ってくれたから)

 基本的にP28とP71の問題は、同じなのだが、答えが混乱している。P28では、問題イ・ウ・エは「主語も含めて接続部扱い」をしている。
 ところが、P71の問題の答えは、問題ア・ウ・エは「主語を含めないで接続部扱い」、問題イは「サッカーを」という連用修飾語を含めず接続部扱いしている。もし、P71のように接続部をとらえると、例えば、アの文の成分は、次のようになる。虫が(主語)鳴いていたので(接続部)秋を(連用修飾部)感じた(述語)。「虫が」という主語が、「鳴いていたので」という接続部に、主語・述語関係でつながるということになる。岩田氏の指摘のとおり、「接続詞」のみを「接続語」としておかないと、P28とP71のように接続部をどうとらえるかで、混乱が生まれる。
 接続助詞を使って文と文とをつなぐ場合は、その接続助詞でしめくくる前文は「接続部」とはせずに、主語・述語+接続助詞というとらえかたをするほうが、文構造も把握しやすくてよい。例えば、P71アの文は、次のように文の成分をとらえればよい。「虫が(主語) 鳴いていた(述部)ので(+接続助詞) 秋を(連用修飾語) 感じた(主語)。」前文は「虫が 鳴いて いた」、後文は「秋を 感じた。」前文と後文とをつなぐ言葉が「ので」。そして「ので」は、前文が理由となり、後文につなかっていくことを示す。このように、接続部という単位を設定しないことによって、重文という文の構造をシンプルにつかまえることが可能になる。

接続語の混乱があらわれている問題・答え 

『文法スキル』P69 問題K にも、上と同じような混乱が見られる。

K 次の文の中から接続語を選び、丸で囲みなさい。
ア お別れだね。でも、また会いに行くよ。                答え(でも)
イ 雨が降っている。そしてこの雨は雪に変わるだろう。        答え(そして)
ウ 冷蔵庫にアイスがある。もし二つあったら一つ食べていいよ。   答え(もし)
エ 便利だけど、もう使わないほうがいいかもしれないね。       答え(便利だけど)
オ 椅子に座ると、昔のことを思い出すよ。                答え(座ると)

 接続詞を接続語として考える問題ア・イは、混乱することなく接続語としてとらえることができる。
 ただし、問題ウの答えが「もし」であるというのは誤りであろう。「もし」は「品詞としては副詞」であり、接続詞ではない。あえてウの接続語を指摘するなら、「あったら」と答えるか、「もし二つあったら」で「接続部」であり「接続語」という単位では答えが出せないということになるかもしれない。問題ウの例文の第2文の構造は、次のようにとらえられる。もし(連用修飾語)[アイスが(隠れ主語・省略主語)]二つ(連用修飾語)あっ(述語 ある)たら(接続助詞)一つ(連用修飾語)食べていいよ(述部)。
 問題オは、接続語を選べという問題なので、一文節を答えなければならず、「座ると」のみを接続語として認定することになる。接続語の教科書文法での定義をもう一度振り返ると、「前後の文をつなぐ働きをしているのが、接続語」とすると、この例文では「椅子に」と「昔のことを思い出すよ」とをつなぐ働きを接続語「座ると」がしていることになってしまい、わけが分からなくなってしまう。

 このように「接続部」「接続語」に関係するところに、混乱や誤りが多く見られるのは、「接続部」「接続詞」をどのように定義するかの難しさにあるといっていいだろう。教師でさえ混乱してしまうのだから、生徒が混乱するのは当たり前である。

(追加 2009.8.02)


補足  岩田道雄氏『考える力を育てる日本語文法』(新日本出版社)の紹介

目次

(記 2009.7.30)  (一部修正 記事追加 2009.8.1)(追加 2009.8.02)


補足 問題の間違いと思われるところ その4

『文法スキル』P41  練習@

@ 次の―線の単語は副詞ですか。○か×で答えなさい。
ア 雨が ざあざあ 降る(動詞・用言)    (「ざあざあ」に傍線)
イ 彼は 優しい 人(名詞・体言)       (「優しい」に傍線)
ウ 彼女は もっと 速い(動詞・用言)    (「もっと」に傍線)

ウ の 速い の品詞は「形容詞」。従って、ウのヒント(動詞・用言)は誤りで、正しくは(形容詞・用言)。

(2009.8.03 追加)


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