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070402 便利フリーソフト

フリーソフトの中から、「これは便利だ!」と私がおすすめのものを紹介していきます。
下の記事ほど掲載日が古いものです。下の小見出しをクリックすると、その記事の初めに移動します。


(4)「CamStudio」…ソフトの操作画面を動画で紹介する画面キャプチャーフリーソフト
(3)採点斬り…アンケート集計にも使えます
(2)「ED」(イーディー)…暗号化ソフト
(1)「+Lhaca」(ラカ)…フリーソフトを導入するときに必須のフリーソフト


(3)採点斬り…アンケート集計にも使えます。

はじめに  生徒にアンケートをとって、集計は教師がしなければならない場面は、たくさんあります。これまで、私は、集計表に「生徒のアンケート」を一枚ずつめくりながら、「正」の字を書きながら手作業でやってきました。学期末・年度末には、このアンケート集計作業が大変で、できたら逃げ出したい思いをしてきました。しかし、この「採点斬り」というフリーソフトを使ってみて、こんなに簡単にアンケート集計ができるんだったら、もっと早く使っていればなあと悔しい思いをしました。ぜひ、アンケート集計にご活用ください。裏技で、生徒にも使い方をマスターしてもらえば、その下準備を教師がしておけば、生徒が集計作業をするときにも使えます。

例えば、下のような国語の授業でアンケートをとったとします。

このアンケートは、国語の授業で、4人グループで物語を共同で創作して、その作品をどのグループが創ったか分からないように、私が「作品bP」と前置きをしてグループ作品を読み上げ、生徒が五段階評価をしていくという形の作品鑑賞ワークシートになっています。もし、作品ごとに生徒の五段階評価の平均点を出してみたいとか、五段階の人数分布を出したいというようなときにも、このソフトは使えます。

このソフトを使う上で必要な環境・機器 …PC以外に
@アンケートを読み込むスキャナー Aスキャナーで読み込めるサイズにアンケート用紙を作成すること

このソフトは、島守睦美さんが、開発した「テスト採点用のフリーソフト」です。[ステップ2]の画面に、どのようなソフトなのか説明が書いてありますので、詳しくはそちらをご覧ください。簡単に説明すると、テストをスキャナーで読み込んで、この採点斬りソフトで採点します。採点が済むと、採点斬りソフトで、答案用紙にその結果をプリンターで印刷します。つまり、答案用紙に手書きで○×をつけたり、合計得点を書かなくてすむことになります。採点結果は、エクセルファイルに自動で集計されますので、設問ごとの正解率なども計算することが簡単にできます。

ここでは、「採点斬り」プログラムのインストール手順と、テストの採点ではなくアンケート集計にどのように使うと便利なのか、説明していきます。

では、採点斬りをダウンロードして、あなたのコンピュータで使えるようにしましょう。

[ステップ1]私立島守学園のトップページから、/ダウンロードランキング に掲載してある 「採点斬り!!」/をクリックしてダウンロードページを開く。 私立島守学園に移動する←左をクリックすると下のページに移動します。

[ステップ2]下の フロッピーディスクマークの「採点斬り!!」の部分をダブルクリック。

[ステップ3]@ファイルのダウンロードの画面で「保存」をクリックする。 A保存する場所を「デスクトップ」に指定して、「保存」ボタンをクリック。

[ステップ4]ダウンロードの完了画面が表示されますので、「閉じる」ボタンをクリック。

[ステップ5]@圧縮ファイル「saiten」を「+Lhaca」にドラグアンドドロップする。A解凍先を「デスクトップ」に指定して「OK」ボタンをクリックする。(インストール先をCドライブの「プログラムファイル」に指定してもかまいません。)

[ステップ6]デスクトップ上に、解凍された「saiten」フォルダが現れます。圧縮ファイル「saiten」は、不要なので、ゴミ箱に捨ててください。解凍された「saiten」フォルダの中を紹介するために、画像の下の部分にフォルダを開いた状態を掲載しておきました。@が「採点斬り」プログラム。 Aが、「採点斬り」の使い方を解説したファイル。(このファイルを読めば、一通り使い方は分かると思います) そして、「sample」フォルダにはサンプル答案の画像十枚と名簿サンプルテキストファイルが入っています。これで、「採点斬り」プログラムの準備は、できました。

採点斬りの準備ができましたので、いよいよアンケート集計を「採点斬り」で簡単に片づけてしまうその手順をご説明します。

私の場合は、「スキャンスナップ」というスキャナーを使っていますので、アンケートを読み込んでPDFファイルにします。このスキャナーを使ってアンケートを読み込む手順の説明は省略します。
このPDFファイルにしたたものを画像ファイルにするまでを、まず準備作業として説明します。この採点斬りを使うには、高速でスキャンできるスキャナーが使える環境が必要です。しかし、もしスキャナーをお持ちでなくても、スキャナーを持っていらっしゃる方に次の準備作業をやっていただければ、アンケート集計は簡単にできます。

[ステップ1]PDFファイルを、JPG(ジェイペグ)ファイル形式の画像に変換します。この変換は、スキャンスナップ付属のアドビのアクロバットというソフト(PDFファイルを編集・作成できるソフト)を使います。
@ スキャンスナップでアンケートを取り込んだPDFファイルを、フォルダを作成してその中にコピーします。
A そのPDFファイルをアクロバットで開きます。
B メニューの「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。

[ステップ2]
@A「名前を付けて保存」の画面が表示されるので、ファイルの種類を Adobe PDFファイルを変えるために▽ボタンをクリック。B JPEG形式を選択したら、「設定」ボタンをクリック。
CD 「JPEGとして保存の設定」の画面が表示されるので、グレースケール・カラーともに/JPEG(低)/として設定し、「OK」ボタンをクリックする。これは、画質を落して画像処理の時間を速くするための処理です。

[ステップ3]もう一度「名前を付けて保存」画面が表示されるので、「OK」ボタンをクリックする。

[ステップ4]
[ステップ1]の@で作ったフォルダの中身を見てみると、下のように「リレー物語サンプル_ページ_01」〜「リレー物語サンプル_ページ_10」とJPGファイルが生成されます。(10ページのPDFファイルをJPGファイルに変換すると、JPGファイルが10個生成されます。そのファイル名には、末尾にPDFファイルのページ番号が自動で付けられます。)これで、アンケート集計に使う画像の準備ができました。…「採点斬り」ソフトでは、処理する画像ファイルの入っているフォルダを指定することから、スタートします。たぶん、ファイル名の末尾に01,02,03…と連番を振っておくと、その番号順に画像を読み込む仕様に「採点斬り」ソフトになっているようです。

いよいよ、採点斬りを使ってアンケート集計をしてみましょう。

[ステップ1]まず、アンケートをとった人の名前をテキストファイルで1行に1名ずつ記入したものを作成しておきます。
@ メモ帳などのテキストファイルで、アンケートの順番に名簿を書き込みます。
A 「名簿」などとファイル名を付けて、アンケートの画像を入れてあるフォルダに保存しておきます。

[ステップ2]「採点斬り」ソフトの入っているフォルダを開き、@のアイコンをクリックして「採点斬り」を起動します。

[ステップ3]初めて「採点斬り」ソフトを起動すると、下の画面が表示されます。
操作の手順を、簡単に説明しておきます。下の部分あるボタンを順番に押しながら作業を進めます。
「1.答案読み込み」…アンケートの画像の入っているフォルダを指定します。
すると、アンケートの画面全体が表示されます。次に、その画面を見ながら、どの範囲を切り取るのか、設定します。もし、範囲指定をやり直したいときは、「2.切り取りUNDO」のボタンを押し、やり直します。全部の範囲指定が終了したら、「3.切り取り終了」ボタンを押します。
次に「4.名簿割り当て」ボタンを押して、先ほど作った「名簿」ファイルを読み込みます。
「5.点数振り分け」ボタンを押して、アンケートの結果を入力します。
「6.採点実行」ボタンを押して、アンケート集計を実行します。
「〈〈7.採点結果」「7.採点結果〉〉」と「「8.答案印刷」は、アンケート集計には使わないので、スキップします。
「9.成績表」ボタンを押すと、アンケート集計をした結果がエクセルファイルとなって表示されます。
「10.初期化」ボタンを押すと、すべてのデータが初期化されます。新しいアンケート集計処理を始めることができます。このボタンを押すと、それまでに作成されたデータが初期化されるので注意してください。

[ステップ4]「1.答案読み込み」ボタンを押して、アンケートの画像の入っているフォルダを指定します。今回は、デスクトップに「アンケート」というフォルダに、画像を収めてありますので、そのフォルダを下のように指定して、最後に「OK」ボタンをクリックします。細かく説明しますと、@の「スライドバー」を下に下げて、Aの「アンケート」フォルダが表示されたら、そのフォルダをクリックします。すると、Bのように「アンケート」フォルダが 青く なりますので、その状態で「OK」ボタンをクリック。

[ステップ5]「読み込みました」と表示されますので、間違いがなければ「OK」ボタンをクリック。

[ステップ6]名前の範囲を指定する。
@ 氏名欄の左上をマウスでクリックすると、赤い点が表示される。
A 氏名欄の右下をマウスでクリックすると、赤い長方形で囲まれる。
これで、氏名欄の範囲指定が終了です。

[ステップ7] [ステップ6]と同じ方法で、アンケートの範囲を指定していく。このサンプルでは、bP〜bXまであるので、bPから順番に範囲指定してください。

[ステップ8]範囲指定が終了したら、「3.切り取り終了」ボタンをクリックする。

[ステップ9]画面上に、「切り取り作業完了」と表示されますので、「OK」ボタンをクリック。

[ステップ10]「名簿割り当て」ボタンをクリック。

[ステップ11]「名簿割り当て」画面が表示されます。
@の「縮小」ボタンを何回かクリックして全体が見えるようにします。
A「名簿読み込み」ボタンをクリックします。

[ステップ12]名簿のファイルを指定します。@で、ファイルの場所を指定し、Aでファイルをクリックし、Bで「開く」ボタンをクリックします。

[ステップ13]正しく名簿割り当てができていたら、「割り当て終了」ボタンをクリック。
もし間違いがあれば、間違っているボックスにカーソルを移動して、正しい名前を入力してください。「→取り出し」ボタンと「←挿入」ボタンの使い方は、マニュアルを参照してください。

[ステップ14]「5.点数振り分け」ボタンをクリック。

[ステップ15]下の画面が表示されます。左の「問1」は、青ラインマーカーが施されています。これは、先ほど「名簿割り当て」で使ったことを意味しています。その下の「問2」を、クリックします。

[ステップ16]最初のアンケート項目の画像が部分的に表示されます。これだと、表示サイズが大きいので右側の「縮小」ボタンを何回かクリックして、全体が見やすいようにします。

[ステップ17]この画面で、「4」をマークした画像をすべてクリックします。選択された画像は、黄色四角で囲まれます。

[ステップ18]右側の「点数&コメント」画面の「4」「この得点で採点」ボタンをクリックする。すると、「採点済みは非表示」にチェックマークがついているので、黄色四角の画像は、見えなくなります。

[ステップ19]同じように評価3をマークした画像をすべてクリックして、右側の「点数&コメント」画面の「3」「この得点で採点」ボタンをクリックする。以下、同様に評価5と2を処理します。すると「問2」の画面から画像がすべて見えなくなりますので、左の「問3」をクリックして、同じ処理をして、「問10」まで繰り返します。
◎注意◎ 評価の記入がない場合は「0」として処理してください。

[ステップ20]採点処理がすべて終了したら、「採点終了」ボタンをクリック。

[ステップ21]元の画面に戻りますので、下の「6.採点実行」ボタンをクリック。

[ステップ22]下の表示が出ますので、「OK」ボタンをクリック。

[ステップ23]「9.成績表」ボタンをクリック。

[ステップ24]下のような「エクセルファイル」が最終的にできあがります。「問1」の結果が「領域1」の列に表示されています。「問1」は「名簿割り当て」で使いましたので、0表示です。これで、アンケート集計は終了です。
あとは、エクセルの関数を使えば、いろいろなアンケート集計ができます。

(この記事 2007.03.07 記)

採点斬りの作者のホームページがなくなったというメールをいただきました。私の使っている「採点斬り」のソフトを再配布しようと、古いパソコンからソフトを検索してみたのですが、なかなか見つかりませんでした。ネットで検索してみると、下のサイトで再配布なさっていらっしゃる方がいました。そちらから、ダウンロードしてみてください。

フリーソフト「採点斬り!」について: 子どもと保育実践研究会・子どもと保育総合研究所BLOG:
http://kodomotohoiku.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-810b.html

(この記事 2012.12.02 補足記録)


(2)「ED」(イーディー)…暗号化ソフト。セキュリティを強化してファイルを授受したいときには、このソフトがおすすめです。

パスワードを入力しないとファイルを開くことができないようにして、セキュリティを強化していらっしゃる方も多いと思います。メールなどで、添付ファイルで送るときに、さらにセキュリティを高めたファイルにしたいとき、この「ED」がおすすめです。

[ステップ1]では、「ED」を入手してみましょう。下のURLをクリックすると、「ED」のダウンロードページに移動します。すると、下の画面になります。

Type74 Software - ソフト紹介・ダウンロード
http://type74.org/modules/mydownloads/singlefile.php?cid=16&lid=3

@「ED 本体安定版」のところをクリックすると、下の画面になります。 A「ED 本体安定版」のところに、カーソルを持っていき、右クリックします。

[ステップ2]下の「対象をファイルに保存」をダブルクリックします。

[ステップ3] 「保存」ボタンをクリックする

[ステップ4] @保存する場所を指定する…ここではデスクトップ A「保存」ボタンをクリックする

[ステップ5]「閉じる」ボタンをクリックし、デスクトップ画面を開く。

[ステップ6]「ed321」という圧縮ファイルがデスクトップ上に生成されるので、そのファイルを「+Lhaca」(圧縮解凍ソフト)上に、ドラグアンドドロップする。(「+Lhaca」の使い方は、ここを見てください。)

[ステップ7]@解凍先を指定…ここではデスクトップ A「OK」ボタンをクリックする

[ステップ8]デスクトップに「ed321」フォルダが生成されます。下の赤○で囲った普通のフォルダアイコンがそれです。これで、EDソフトの導入は完了です。最初にダウンロードした圧縮ファイルの「ed321」は不要なので、ゴミ箱に放り入れてください。(「ed321」は、レジストリーを使用しませんので、この「ed321」フォルダを削除すれば、アンインストールできます。また、「ed321」フォルダをコピーすればそれでインストール可能です。)

[ステップ9]EDの使い方です。「ed321」フォルダを開くと下の画面になります。@がEDの本体プログラムです。このアイコンをクリックして使います。Aは、ヘルプファイルですので、わからないことがあるときはこのアイコンをクリック。Bは、このプログラムの「使用上の注意」が書かれているので、ご確認ください。では、@のEDアイコンをクリックしてみましょう。

[ステップ10]下が、EDの操作画面です。まず「OPTION」ボタンをクリックして、各種の設定をします。

[ステップ11]下のオプション画面が表示されます。 @「暗号化後に元ファイルを抹消する」にチェックを入れます。(何もしなければ、初期設定はそうなっています) A「セキュリティレベル・アルゴリズムの変更」ボタンをクリックします。(このソフトのセキュリティレベルを確認するために、前もって知っておいてほしいので、見ておきます)

[ステップ12]@の「↓」のスライドは、初期設定では、レベル2になっています。普通はこのままで十分なセキュリティレベルです。「↓」のスライドを右にスライドしてレベル4にすると、最高のセキュリティレベルにできます。レベル4にするとパスワードの文字数を20字以上に、レベル3にするとパスワードの文字数を10字以上にしないとなりません。
Aのアルゴリズムの選択は、画面では「Twofish」というアルゴリズム(暗号化の種類?)になっています。あと、「Rijndael」「GOST 28147-89」の2種類を選択できます。私はよくわからないので、初期設定の「Twofish」のまま使っています。
@とAの設定が済んだら、「閉じる」ボタンをクリックすると、[ステップ11]のオプション画面になるので、もう一度「閉じる」ボタンをクリックして、[ステップ10]のEDの操作画面に戻します。いよいよEDを使って暗号化してみましょう。

[ステップ13]では、ファイルを暗号化してみましょう。「すごわざ」というPDFファイル暗号化するには、そのファイルをドラグして「EDの操作画面」の「E」の部分にでドロップします。

[ステップ14]暗号化するファイル名を確認して、「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ15]パスワード入力画面になります。@の2カ所のボックスにパスワードを入力します。Aの「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ16]暗号化成功の画面が出てきますので、「閉じる」ボタンをクリックします。

[ステップ17]暗号化された「すごわざ.pdf.enc」ファイルができています。これで、ファイルの暗号化の終了です。この暗号化したファイルを、送りたい相手に渡せばいいのです。また、セキュリティを高くしておきたいファイルを暗号化しておけば、誰にもファイルを見られる心配はありません。
さて、暗号化したファイルを元に戻すことを「復号化」といいますが、どうすればいいのか、説明します。暗号化の手順とほぼ同じです。まず「暗号化されたファイル」をドラグして、「EDの操作画面」の「D」の部分にドロップします。

[ステップ18]復号するファイルの確認画面になりますので、これでよければ、「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ19]@のパスワード入力ボックスに「設定したパスワード」を入力したら、「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ20]復号成功の表示が出てきますので、「閉じる」ボタンをクリックします。これで、復号終了です。

[ステップ21]「すごわざ」ファイルが、元に戻っています。

《EDのオプション機能》…ファイルの完全削除機能について
普通不要ファイルは、削除します。しかし、ゴミ箱にそのファイルは入っていて完全には削除されていません。完全にファイルを削除するには、ゴミ箱を空にする操作が必要になります。
一度にファイルを完全に削除したいときにも、EDを使うことができます。では、そのやり方です。

[ステップ1]EDの操作画面の「OPTION」ボタンをクリックします。

[ステップ2]完全に消去したいファイル(ここでは、「すごわざ」ファイル)をドラグして、「EDのオプション画面」の「抹消ゴミ箱」ボックスにドロップします。

[ステップ3]ファイルの抹消確認画面になりますので、抹消したいファイルを確認してこれでよければ、「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ4]ファイルの抹消成功表示が出ます。「閉じる」ボタンをクリックします。

(この記事 2007.02.18 記)

暗号化・復号化・ファイルの完全消去の仕方…別のやり方…ファイル指定して実行

ファイルをドラグアンドドロップして「ED」を使う以外の別のやり方もありますので、その方法も補足説明します。

暗号化の仕方
[ステップ1]「EDの操作画面」で、「E」の部分(@)をクリックする。

[ステップ2]暗号化したいファイルの置いてあるファイルの場所を「▼」の部分をクリックして、指定する。ここでは、この画面に表示されたフォルダではないところのファイルを指定してみます。

[ステップ3]@で、ファイルの場所を指定する Aで、暗号化するファイルを指定する。(ここでは「答案02」ファイル) Bで「開く」ボタンをクリックする。

[ステップ4]@で ファイルを確認して間違いがなければ Aで 「OK」ボタンをクリックする  (もし 違うファイルを指定するなら 「キャンセル」ボタンをクリックして もう一度ファイルを指定する)

[ステップ5]@とAに「同じパスワード」を入力する  B 「OK」ボタンをクリックする

[ステップ6]「閉じる」ボタンをクリックする。

復号化の仕方 では、今度は、暗号化したファイルを復号化してみましょう。
[ステップ1]
@「EDの操作画面」の「D」の部分をクリックする。 すると「ファイルを開く」画面が出てきます。
A暗号化したファイルをクリック  B「開く」ボタンをクリック。

[ステップ2]複号化するファイルを確認したら「OK」ボタンをクリックする。

[ステップ3]@のボックスに「暗号化したときのパスワード」を入力  A「OK」ボタンをクリックする

[ステップ4]「閉じる」ボタンをクリック。これで復号化の成功です。

ファイルの完全消去の方法
[ステップ1]
@「EDの操作画面」の「OPTION」ボタンをクリック
A「オプション」画面の Aのマーク「ファィル指定マーク」ををクリックする

[ステップ2]
@で「完全消去したいファイル」の入っている場所を指定する
Aで「ファイル」を指定する
Bで「開く」ボタンをクリック

[ステップ3]
@「ファイルの抹消」画面で、ファイルを確認したら、「OK」ボタンをクリック
A「ファイルの抹消成功」の表示が出るので、「閉じる」ボタンをクリック

(この記事 2007.02.24 記)


(1)大容量のデータを相手に送りたい。少しでもファイルサイズを小さくして送りたい。フリーソフトを使いたい。圧縮ファイルを解凍したい。こんなときに……「+Lhaca」(ラカ)圧縮解凍ソフト

私がフリーソフトというものの存在を知ったのは、自分のパソコンを購入してまもなくの頃でした。メールもどうやって送ったらいいのかわからないし、まして普通の市販のソフトをインストールするのもわからないし、という頃でした。たまたま、私と同学年の先輩にパソコンを楽しく使っていらっしゃる方がおりまして、「井上さん、フリーソフトで面白いゲームやソフトが使えるよ」と道案内をしてくださって、フリーソフト大好き人間になりました。なかなかこのフリーソフトは便利な物が多いですので、ぜひ、多くの方にご活用いただきたいと思います。
では、1回目は、フリーソフトをダウンロードしたとき、たいていのフリーソフトはダウンロードの時間を短縮するために圧縮ファイルになっています。拡張子が、LZHあるいはZIP形式の圧縮ファイルです。この圧縮ファイルを、元に戻す(解凍する)ときに使うのが、圧縮解凍ソフトの代表「+Lhaca」(ラカ)です。この「+Lhaca」(ラカ)は、解凍だけでなく、圧縮する機能も付いているので、これ一つまずは、導入して下さい。「+Lhaca」(ラカ)は、フリーソフトですが、ファイル形式は、拡張子がEXE形式の「インストーラー形式」です。「インストーラー形式」のソフトは、自動でインストール作業を実行してくれるソフトです。基本的に、フリーソフトの圧縮ファイルを解凍すると、この拡張子がEXE形式の「インストーラー形式」になります。

[ステップ1]では、「+Lhaca」(ラカ)を入手してみましょう。下のURLをクリックすると、+Lhacaのダウンロードページに移動します。すると、下の画面になります。
+Lhaca http://park8.wakwak.com/~app/Lhaca/
一応、下のページは、+Lhacaのデラックス版のダウンロードページになっています。もし、「+Lhaca 1.2系 デラックス版」というページでなかったら、左側のメニューの「デラックス版」をクリックしてください。すると、下の画面になります。次に、「Lhaca120.EXE」(このファイルが、「+Lhaca」本体です)のところに、マウスポイントをもっていき、クリックします。

[ステップ2] 下の画面になりますので、「保存」をクリックします。て、ファイルを「デスクトップ」に保存します。

[ステップ3] 下の画面になります。保存する場所「デスクトップ」にして、「保存」ボタンをクリックします。

[ステップ4] 下の画面になりますので、「閉じる」をクリックします。

[ステップ5] 下の画面になります。「Lhaca120」というアイコンがデスクトップ上に現れます。そのアイコンをダブルクリックすると、「開いているファイル−セキュリティの警告」表示が出てきますので、「実行」ボタンをクリックします。

[ステップ6] 下の画面になりますので、普通はこのまま「OK」ボタンをクリックしてください。これで「+Lhaca」がインストールされます。(インストール先を指定したいときは、「参照」ボタンをクリックしてインストール先を指定してから「OK」ボタンをクリックします。)

[ステップ7] デスクトップ上に、赤○で囲った「+Lhaca」のアイコンが出てきます。これでインストールが成功しました。緑○の「Lhaca120」プログラムは、もう必要ありませんので、ゴミ箱に入れてください。

[ステップ8] 上の画面の「+Lhaca」のアイコンをダブルクリックすると、下の画面が出てきます。これは、「+Lhaca」の設定をする画面です。(一応私は「解凍先…解凍のたびに指定」「圧縮先…デスクトップ」「圧縮形式…LHA」と指定しています。)それでよければ、「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ9] では、いよいよフリーソフトを導入するステップに入ります。「+Lhaca」を使って圧縮ファイルを解凍してみます。フリーソフトの入手できるサイトの代表的なサイトに「Vector」があります。ここで、使いたいフリーソフトをダウンロードします。そのやり方は、今回の「+Lhaca」(ラカ)を入手した方法と同じですので、説明は省略します。
下の画面では、「dctm」という圧縮ファイルがデスクトップ上に置いてあります。これが、フリーソフトをダウンロードしてデスクトップ上に保存したものです。このファイルを「+Lhaca」(ラカ)を使って解凍するには、「解凍したいファイル」をドラグして緑○の中の「+Lhaca」アイコン上へドロップするだけでいいです。

[ステップ10] 下の画面が出てきます。これは、どこに解凍するのか指定するためのものです。ここでは、デスクトップに解凍してみます。

[ステップ11] 下の画面のように解凍先「デスクトップ」と指定したら、「OK」ボタンをクリックします。

[ステップ12] すると解凍された「dctm」というフォルダが現れます。これで、フリーソフトの導入の準備ができました。「dctm」フォルダを開いてみます。

[ステップ13] 下のフリーソフトは、解凍するだけでそのまま使えるソフトなので、すぐに使えます。「HELP」フォルダが入っているので、その中の使い方を見て、フリーソフトを使います。
もう一つ作業をしないと使えないフリーソフトもあります。その場合、拡張子がEXE形式の自動解凍プログラムなので、そのファイルをダブルクリックして、インストールすればいいのです。


(この記事 2007.2.12 記)


人目のご訪問ありがとうございます。 カウンタ設置 2007.2.12